労働組合におすすめのAI活用支援とは? 「知る」から「実践」までを支える5つのプログラム

2026.04.15  更新日:2026.04.16
 

「AIが話題だけど、組合として何かやった方がいいのかな」

「でも、いきなり大きな施策にするのはハードルが高い」

そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。

 

AI活用は、最初から完璧な取り組みを目指す必要はありません。

まずは「試してみる」ことから始めることで、組織に合った進め方が見えてきます。

本記事では、労働組合でAI活用に取り組む第一歩として、気軽に始められる講座やイベントを5つご紹介します。

 

 

1. 基礎から知る|初心者もわかるAIツールと活用術入門

 

AIツールに触れたことがない方でも安心して参加できる入門講座です。

 

AIの基礎知識から、業務に応じたツールの選び方、実際の活用事例までを体系的に学ぶことができます。

講師による実演を通じて、「何ができるのか」「どう使えばよいのか」を具体的に理解できる点が特長です。「取り残されるのではないか」という不安を解消し、AI活用の第一歩を踏み出すための土台を築きます。

 

こんな組織におすすめ

  •  組織内でAI活用の経験や理解度にばらつきがある
  •  一部では使われ始めているが、全体としての活用方針が定まっていない
  •  ツール選定や導入の方向性を整理したい
 


 

2.使えるようになる|生成AI時代の情報収集&メモ術

 

AIツールに触れた経験はあっても、日常的な活用に至らないケースもあります。

プロンプトを打てるようになったあとに求められるのは、「何をしたいのか」に応じて適切なツールを使い分けることです。

 

この講座では、AIツールを活用しながら、情報を効率的に集め、活かすための実践スキルを身につけます。業務の中でも日常的に発生する「メモ」や「情報収集」という作業を切り口に、効率的に結果を出す生成AIの活用法を習得します。

NotebookLMや Notionといったツールも活用しながら、思考と情報整理の質そのものを高めていきましょう。

 

こんな組織におすすめ

  •  情報収集やナレッジ共有の質にばらつきがある
  •  AIツールは導入しているが、十分に活用されていない
  •  個人の工夫に依存せず、業務の質を底上げしたい
 


 

3. 価値を生み出す|生成AI時代のビジネス企画術

 

AIツールを活用したアイデア創出から、実行可能な企画への落とし込みまでを体験する実践型講座です。

 

ChatGPTを活用しながら、発想・整理・検証といった一連の流れを実践的に学ぶことで、AIを単なる効率化ツールではなく、価値創出のパートナーとして活用する力を養います。

現場から新しい取り組みを生み出したい組合にとって、次の一手につながるプログラムです。

 

こんな組織におすすめ

  •  AI活用が効率化の範囲にとどまっている
  •  新しい企画や取り組みが生まれにくい
  •  生成AIを活用した価値創出に取り組みたい
 
 

4. 組織として取り組む|いま、労働組合に求められるリスキリング支援

 

AI活用が一部のメンバーにとどまり、組織全体の取り組みに発展しないという課題も顕在化しています。

その背景には、個人任せのスキル習得には限界があるという課題があります。

そうした組織にとって、これからは一組織として「どのようにリスキリングを進めていくか」が重要になります。

 

本講座では、生成AIが労働市場に与える影響や、労働組合に求められる新たな役割について、国内外の事例を交えながら整理します。組合としてどのような支援を行うべきか、その方向性を考えるヒントを得ることができます。

単なる知識習得にとどまらず、組織としての提言力と実行力を高める視点を得られるのが特長です。

 

こんな組織におすすめ

  •  AI活用が特定のメンバーに偏っている
  •  個人任せの学習に限界を感じている
  •  組織としてのリスキリング方針を検討したい
 
 

5.つながる・深める|ユニオンAIアカデミー2026(イベント説明会)

 

2026年10月開講予定の「ユニオンAIアカデミー」に向けた説明会です。

本説明会では、他労組の事例や学習プログラムを紹介します。

 

また、組合知識を学習した「AI専従(ユニオンナレッジボット)」(j.unionが開発中)の体験など、AIツールの運用イメージまで踏み込んで理解できるため、自組織での展開を具体的に検討することができます。

生成AIを「効率化」にとどめず、働く人を支える仕組みとして活用する。その第一歩となる場のご紹介です。

 
 

まとめ|AI人材の育成は、労働組合の新しい役割へ

 

AI活用というと大きなテーマに感じられますが、最初から完璧な取り組みを目指す必要はありません。

まずはできるところから試してみることで、自組織に合った進め方が見えてきます。

 

今回ご紹介したように、「知る」「使う」「広げる」といったステップを少しずつ進めていくことが、無理のないAI活用につながります。

 

「何か始めてみたい」と感じた方は、ぜひ気になる講座やイベントから一歩踏み出してみませんか?